22.赤い花びら
作詞:福山恭子
作曲:福山芳樹
今もなお 絶えることなく
月もなく 真実もなく
何気ない空 昼下り
黒いブーツが鳴り響き
ほこりまみれの白い花
赤く染めあげてく
降り注ぐ 悲しみの雨
訪れる 絶望の跡
鳴りやまぬ 心臓の音
よみがえる 静かな悪夢
赤い花びら踏みしめて
無邪気に踊る小さな手
長いスカートはひるがえり
花びらは 何処かへ
今はもう 闇に消えゆく
星もなく 足音もなく
今もなお たえることなく
月もなく 真実もなく
あの やさしい時
青空 まぶしい陽差し
ああ 神よ何故
静まれ 静まれ 涙
冷たい雨 石畳
赤い花びら流れ着き
見えない目が旅立つ日
最後に見た命
降り注ぐ 悲しみの雨
訪れる 絶望の跡
鳴りやまぬ 心臓の音
よみがえる 静かな悪夢
赤い花びら寄りそって
眠る男の胸に咲き
愛の歌声響かせて
白い花に変わる
今はもう 闇に消えゆく
星もなく 足音もなく
今もなお 絶えることなく
月もなく 真実もなく
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